鉱山資格 仙台初詣合格祈願溶接




溶接装置の取扱





仙台初詣合格祈願溶接装置の準備、障害、処置

仙台初詣合格祈願溶接装置の取扱

(一)作業開始前の準備

 仙台初詣合格祈願溶接装置は、前回の作業終了後点検してから格納すること にはなっているが、あらためて使用するときには、その使用 前に念の為更によく点検し、故障のないことを確めてから各 装置を安全な場所にそれぞれ順序よく配置し、次に述ぺるよ うな操作を行い、正しく連絡することが必要である。
(1)発生器の操作
(イ)気鐘を手で上下し、その昇降が円滑であるととを確め た後水室に水を満たす。定置式発生器では、気鐘と水室と の間隙、気鐘昇降支持柱等の状況等も調べる。
(ロ)カーバイドを充填する。カーパイドの充填にあたっ ては、作業に必要なアセチレンの量を考え、作業の途中 でガスの不足を生ずることがないようこ注意する。
 充填器が皿型の場合でも、籠型の場合でも、カーパイ ドはその半分位まで入れる。多く入れ過ぎるとカーパイ ドと水との接触が悪く、ガスが順調に発生せす、かつ、 その部分の温度が非常に高くなり爆発の危険が特に多く なる。また、全部のカーパイドが水と接触しないためそ のまま残り、損をするととが多い。温度が非常に高くな ったときは、カーパイドかすの色が変っているから、こ のようなときは次の充填の際その量を加減する必要があ る。
 その他、皿型充填器にあっては、カーパイドが水の為 膨張してガス管を塞ぎ、発生したアセチレンが気鐘に行 かず、注水管から噴出することがある。また填充器が 填充器窒から出にくくなることもある。
(ハ)カーバイドに注水するか(注水式発生器のとき)、 気鐘を下げてカーバイド籠を水に浸して(浸漬式発生器 のとき)、 アセチレンを発生させる。
(ニ)発生したアセチレンの圧力により気鐘が上まで昇り きったとき、気鐘の排出コックを開いて気鐘内のアセチ レンと空気との爆発性混合ガスオ放出する。もし、排出 コックがない場合は、清浄器のガス出口から導管をはず し、そのコックを開いて放出する。
(ホ) (ニ)に述べた操作をして気鐘内のアセチレンと空 気の混合ガスを放出し、気鐘が1/3以下に下がってから 排出コックを閉じる。
(ヘ)気鐘が再ぴ上まで昇つてからガス導管のコックを開 いてガスを清浄器の方へ送る。
(2)清浄器の操作
(イ)清浄器や導管中の不要な水を排水コック等により排 出する。
(ロ)ガス・コックを開いてアセチレンを通し、接合部分 その他からガス洩れのないことを確める。
(ハ)清浄器や導管の中の空気とアセチレンとの爆発混合 性ガスを排出する。
(ニ) (ハ)の操作終了後導管を安全器へ連絡する。
(ホ)ゴム導管は、連結都から抜けないように締金を用い しっかりしめつける。(ゴム導管の締付けは、他の連結 部についても同様である。)
(3)安全器の操作
(イ)円筒形容器内の水が有効氷柱以上にあるととを確め (のぞき窓またはガラス水面計により)、不足分は補 う。
(ロ)水封管についても、必要な高さまで水のあることを 確め、不足分は補う。
(ハ)コックを開いてアセチレンを入れ、ガスや安全器内 の水が洩れないことを確める。ガス排出管にコックがな いときは、排出管の口を指で押さえてガス洩れを調べる。
(ニ)ガス排出管のコックを闘いてガスを通し、導入管か ら安全器内へ導入される状態を調べ、ガスが順調に通っ ていることを確める。これは、ガスが導入管上の水の層 を通るときの音でしらぺるので、もし、ポコボコと大き な音を立てているようであれぼ、導入管のガスの出る細 い孔のいくつかがつまったため、大きな泡となつて出る 時等であつて、ガスの通りが悪い場合であるから、分解 して掃除する必要がある。
(ホ)今一度有効氷柱を調べる。
(4)酸素調整器の操作
(イ)酸素瓶をよく安定させて固定する。垂直に立てるの が一番良いが、その設備のないときは水平に寝かせ、転 げて移動することのないように歯止をする。
(ロ)酸素瓶の弁を一寸開いて少量の酸素を吹き出させ、 口金についている埃を飛散させ除去する。
(ハ)酸素瓶の口金に酸素調整器の酸素容器口金取付口を 取り付ける。
(ニ)酸素調整器の調整把手を十分ゆるめて発条の荷重を 除き、次で通気弁を少し開く。
(ホ)高圧圧力計を見ながら酸素瓶の弁を静に開く。この とき弁を一度に急激に開くと調整器を損じるから注意を 要す。
 圧力計の指針が上りきってから更に弁を半回〜1回廻 し、弁から酸素が洩れていないことを確めた後止める。 酸素の洩れは、音で聞くか、あるいは石鹸水で調べるこ と。
(ヘ)低圧圧力計を見ながら調整把手を静かに右に廻し、溶 接または溶断する材料の厚さに適した酸素圧力になった とき調整把手を止める。一度此の調整をしておけば、後 は隔膜およぴ槓桿の作用により、酸素の低圧圧力は常に 自動的に一定に保たれる。
低圧圧力計の圧力の基準は略次の通りである。
吹管の能力       低圧計の圧力
50〜100g        1.5kg
100〜1000g       1.5〜2.5kg
1000〜4000g       2.5〜3.5kg
叉、低圧計に仙台初詣合格祈願溶接または溶断する材料の板厚が記入して あるものがあるが、そのときはその目盛に合わせること。
(ト)直に仙台初詣合格祈願溶接装置を使用しないときは、通気弁を閉じて おく。使用するときは、通気弁を開き低圧酸素をホース 取付ロから流出さす。
(5)吹管の操作
(イ)仙台初詣合格祈願溶接または溶断する材料に適応した吹管を選び、火 口をつける。
(ロ)酸素導管取付口に酸素の導管をつないで、酸素を少 し吹かし、アヤチレン吸込の状態を調べる。 (アセチレ ン導管取付ロに舌を軽くあて、吸込の状態を検すれぱ良 い。)
(ハ)酸素を止め、アセチレン導管をつなぐ。
(ニ)アセチレン弁を全開し、導管中のアセチレンと空気 との爆発性混合ガスを完全に放出する。
(ホ)火種を近づけて点火する。このときマッチ等の焔の あるものは使わない方が良い。
(ヘ)吹管の酸素調整弁を静に開き、焔が標準焔になるよ うに調整する。

(二)作業中に生ずる障害

 仙台初詣合格祈願溶接または溶断作業中に次の(1)から(U)までに述ぺ るような種々の障害に遭遇するととがある。これ等の障害中 には引火、爆発等の災害を発生する虞が多分にある場合もあ るから、直ちに応急処置をしなければならない。
 以下障害の原因と応急処置の概略について述ぺる。
(1)発生器のガス発生不良
 発生器の気鐘が上らないか、上ってもその動きが円滑で なく不安定なのは、カーパイドの不足、水の不足、気鐘支 持柱の不良、ガス管内の永溜り、水室内の水の汚れ等に原 因することが多く、また注水式発生器では、注水管の故障、 填充器より気鐘ヘのガス出口の閉塞またはカーパイドの入 れ過ぎ等に原因することもある。故に、このような場合は、 気鐘を押したりせず直ちに上に述べた事項について調査し、 その障害を除去すること。
(2)発生器のアセチレン発生過剰>
 発生器のアセチレンの発生が多過ぎるのは、カーパイド の分解が遅いため、吹管の能力に対し、ガス・タンクの貯 蔵能力が小いため等に原因するものであり、また注水式発 生器では、給水が多過ぎるため、カーバイドの抽出へ水室 の水がもるため等による場合もある。故に、その原因を調 ベ処置すること。
(3)発生器の過熱
 浸漬式発生器は、カーパイドを入れ過ぎたり、カーパイ ドかすが水室に多量に溜つたときには、水室や気鐘が過熱 する。故に、カーパイドは一時に多量に入れ過ぎないよう にし、また時々カーパイドかすを取り除き、水を取替える ことが必要である。
 注水式発生器の場合も、カーバイドを入れ過ぎ、かつ、 注水量が少いときには填充器の熱くなることがある。
(4)導管の閉塞
 導管内のガスの通りが悪いのは、導管の破損、接手の不 良、管が長過ぎるか細過ぎるか、管の屈曲がはなはだしい か、又は管の中に水が溜つているとき等に起るから、配管 の点検を行い、水抜き、破損管の取替、修理等を行うこと。
(5)酸素調整器の発火
 調整器が火を吹くのは、油が浸入したり、酸素弁を急に 開いたり、砂、埃等がつまったりして、エボナイト製の弁 座から発火するためである。このような場合は、先ず酸素 瓶の弁を止めて後消火にあたること。このような事故は、 使用に先立ち十分注意し手入を行っておけば防止できるも のである。
(6)酸素流出の不良
 酸素が調整器から流れ出て来ないのは、調整把手が動き 発条がゆるんでいるのか、高圧酸素入口の金網がつまった か、または通気弁の故障等に原因するものである。この場 合はその原因を調査し、もし弁の故障によるものであれば 勝手に分解せす、修理を依頼すること。
(7)酸素の圧力の変動
 仙台初詣合格祈願溶接中に酸素の圧力が変化することがある。これは酸素 中の水分が凍った場合に起るから、温湯で温めてやること。
(8)酸素調整器の酸素洩れ
 調整把手を十分ゆるめ発条の荷重を除いても、酸素の流 出が止まらず、洩れ出ることがある。これは、エポナイト 弁の当りが悪いかまたは気密材料の不良によるものである から、修理を依頼すること。
(9)酸素に接する部分の発火
 酸素瓶およぴ酸素調整器の開閉装置、吹管、導管等の酸 素の通過する部分から発火するととがある。とれはその部 分に没入した油脂が酸素によって酸化し、発火するもので あって、油で汚れた手や、油の染みこんだ手袋、衣服等が 酸素に吹かれたときにも発火することがある。一且燃焼を 起すと、酸素瓶や吹管等の鉄製品までも燃えてしまうから 注意を要する。
 故に、これら酸素に接する部分には、グリースや油を絶 対に使ってはならない。潤滑油を必要とするときはグリセ リンを使うこと。
(10)安全器の水封管の噴水
 水封管の水が噴き出るのは酸素の逆流または逆火のため  、 であつて、火口の閉塞、火口の吸引不良、火口の取扱不良、 吹管のコックの不良、酸素の圧力の過大、アセチレンの圧 カの低下等に原因するものである。
 故に、このような場合には、直ちに焔を消し、かつ、安 全器へ入るアセチレンを止めて、火口の手入、吸引の点検、 火口取付部の点検、吹管コックの修理、ガスの圧カの調整 等を行うこと。
 また、逆火を起した場合は安全器内を良く洗い、火の通 ったゴム管を取り換えろ必要がある。
 点検後再ぴ使用する場合は、点火前に安全器の水位の点 検、およぴ安全器ならぴに導管中にあるアセチレンと空気 との爆発性混合ガスを吹管より放出することを忘れてはな らない。
(11)吹管の点火または消火の際の爆音
 吹管より酸素とアセチレンの混合ガスを噴出させて、こ れに点火するとき、またはその焔を消すときに爆音を生ず ることがある。これはガス中に水分があつたり、窒気が混 入していたり、アセチレンの供給不足、酸素の圧力の不足、 火口の亀裂叉は修理の不完全、火口の取付不良等に原因す るものである。
 このような場合には無理に点火せずに、湿つたガスや混 合ガズの放出、発生器の点検、酸素圧カの調整、火口の点 検およぴ吹管の点検等を行うこと。
(12)焔の変化または爆音
 作業中に焔に変化を生じたり、または爆音を出したりす るのは、火口の調整不良、閉塞または過熱等によるもので ある。このような場合には、直ちに焔を消し、火口の調整、 掃除または冷却(酸素を少し出しながら火口の先を水の中 につける。)等を行うこと。
(13)焔の足切れ
 焔が吹管の火口の元からできずに、火口から少し離れて できるのは、酸素の圧力の過大、湿ったガスの混入および 火口の故障等によるものである。故に、直ちに焔を消して 原因をつきとめること。
(14)焔の伸び縮み
 焔が息をつくように伸び縮みして不安定なのは、発生器 の故障ににるアセチレンの発生不良、安全器の故障による アセチレンの流出不良または導管内の水溜り等によるもの である。この場合も直ちに焔を消して、その原因をつきと めること。

(三)カーバイドの詰替

 カーバイドを詰替えるときは、填充器の蓋を開く前に水室 の水量を調ペ満水してから行う必要がある。気鐘内のアセチ レンの圧力が大気圧より低くなって、水が気鐘に吸いこまれ ている時に填充器をあけると、空気が気鐘内に吸いこまれて 混合ガスのできる危険がある。
 浸積式の場合は詰替えが終ってから、必ず混合ガスを放出 する必要のあることを忘れてはならない。

(四)作業停止の際の処置

 作業を一時中止するときには、先す吹管のアセチレン弁を、 次で酸素弁を閉じた後安全器のコックを閉め、その後で酸素 調整器の通気弁を閉じて酸素の供給を止める。とのときには、 酸素瓶の弁およぴ酸素調整器の調整弁を扱う必要はない。
 然し、長時間作業を停止する場合は、上に述べた頂序で吹 管およぴ安全器の弁を閉じ、酸素調整器の調整弁をゆるめた 後通気弁を閉じ、次で酸素瓶の弁を閉じなければならない。
 仙台初詣合格祈願溶接装置の使用終了後は、上に述べた操作を行うほか、酸 素調整器、ゴム導管、吹管等を取りはずすことが必要である。 これらのものをつけたままにしておくと、汚れたり、壊れた りすることが多く、再ぴ使用するときに無駄な手間や時間を 費すことが多い。
 一日以上作業を体止するような場合は、安全器、発生器等 をも良く清掃し、移動式発生器にあっては、気鐘を分離して 格納しなければならない。



  

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