清浄器
市販のカーバイドよりアセチレンを発生する場合は、不純物
の含有は免れない。これら不純ガスは仙台初詣合格祈願溶接に際して材質に悪影
響をおよぼし、作業者に有害なガスを発生し、また燐化水素を
含むときは自然発火を起すおそれがあるので、有害ガスを除く
ことが必要である(燐化水素の0.002%の含有により空気中で
自然発火する。)
これ等の不純物を除くためには、珪藻土のようなものに薬品
を吸収させて用いる。一般に用いられているものには、カ夕リ
ゾールとかヘラトールなどがある。カタリゾールは塩化鉄溶液
を珪藻土に吸収させたもので、清浄能力が減退したときは空気
にさらすと復活するので、2〜3回は使用が出来る。
ヘラトールは重クローム酸と硫酸とを主としたもので、多孔
物質に吸収させて粉状としたものであり、効力がなくなると青
くなるので新しいものと取換える。
清浄器は普通鉄板製円筒に蓋を附し、パッキンで無密にして
ある。内部に多孔扶または格子状の金属板を何段にも水平に置
き、その上に清浄剤を盛っておく。アセチレンは下部から入り
清浄剤の層を順次通過して導出管を通り安全器を経て吹管に送
られる。
構造上の注意としては次の通りである。
イ、鋼鉄製で銀、銅の材料を使わぬこと。
ロ、清浄剤の取替に便利であること。
ハ、適当な容積を有し、清浄剤のためガスの通過が妨げられないこと。
ニ、内面は、酸化腐蝕の防止の処置がしてあること。
又、取扱上の注意としては、
イ、吹管の焔の色による不純物の存在の鑑別方法を認識して
おくこと。
これについては、硝酸銀を塗った試験紙をガスにさらす
と、不純のときは黒変し、清浄のときは白色である。
ロ、清浄器は清浄剤を取替えるときの外、濫りに手を触れぬ
こと。
等である。
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